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まいんで「菊池盛昌の世界」が開催されました [大子町文化福祉会館「まいん」]

一週間前の土曜日の記事です。

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↑ 常陸大子駅です。

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8月29日(土)、大子町文化福祉会館まいんで、自主事業運営委員会が企画した、
「菊池盛昌の世界」が開催されました。



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↑ 観光ホールでは、回顧展が・・・

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↑ 文化ホールでは、追悼コンサートの準備が整いました。

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↑ 観客席にも大勢の人が入って開演を待っています。

第一部では、ピアノの生演奏が流れる中、菊池盛昌さんの生い立ちから亡くなるまでのナレーションが・・・

第二部では、私を含めた6名の方が思い出のスピーチを行いました。

facebook友達で盛昌さんの従兄妹で、イギリス在住のshigemi さんも ビデオレターでメッセージを寄せられ、次男のトーマス君が会場に駆けつけてくれました。

私は、2000年頃から2014年の1月2日に亡くなるまで続いたインターネットでの交流の話と、
龍泰院オリジナルポロシャツを作った時に、デザインをしてもらった時の話をしました。

休憩のあと、彼が生前にコンピュータで作った音楽が未発表のもの含めて会場に流されました。

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↑ 6曲目の「我が奥久慈の山と川」という楽曲の背景に私の写真が使われました。

第4部では、かれの未発表の詩が神長貞行さんによって朗読され、
河野典子さんのピアノとぽれぽれのコーラスで、中島みゆきさんの「糸」が・・・

そして、フィナーレでは、自主事業運営委員、出演者がステージに上がって、「糸」を合唱しました。

脳性まひという不自由な体にも関わらず、たくさんの油絵、音楽、コンピュータ画を生み出しました。

彼は、自分の中にあるものを自由に描いていたような気がします。

真の意味で、芸術家であり、アーティストでありました。

私は、メールで普通に会話が成り立っていたので、特別な意識を持たずに接していました。
でも実際に彼に会うと、お父さんの通訳が無いと会話が成り立ちません。
考えられないような体の状況で、メールを打ち、絵を描いていたのです。

会場に来られなかった方のために私のスピーチの全文をしるしておきます。

袋田の龍泰院住職、出村尚英です。盛昌クンのお母さんのご実家、袋田の根本家が龍泰院の檀家さんであったこともあり、先代の頃から、菊池家、根本家とも親しくさせていただいています。 さて、今でこそ、多くの人が、スマートフォンなどで、手軽にインターネットに親しみ、交流できるようになりましたが、龍泰院のホームページを開設した2000年、平成12年当時は、大子町でホームページを開設している人は少なかったと思います。当時のリンク集を見ると、シガの研究の第一人者、nidaira先生のホームページ、和風レストラン「七曲り」のホーム―ページ、本町通り夢プランのホームページなどがあり、地域の情報を発信されてました。そうした中、盛昌君のホームページとも、相互リンクさせていただき、うちの掲示板や神長音楽教室のホーム―ページの掲示板で神長先生、キラリンさん、盛君たちと、コメントのやりとりをするようになったのです。彼のコメントは身体の不自由さを全く感じさせない、反応の速さで、文章がとてもクリアだった印象があります。普通にやりとりできたので、もしかすると、お父さんの国夫さんが影武者になって代筆しているのか?と疑ったぐらいです。最近になって、国夫さんは全くのアナログ人間で、パソコンが苦手ということを知り、その疑いは消えました。 龍泰院は平成25年に開創480年を迎えました。それにちなみ、記念にオリジナルポロシャツを作ることを企画しました。ロゴマークやデザインは、盛くんにお願いしたいと思い、平成24年の秋に、彼にメールを送って依頼したところ、すぐに三点のデザイン画を送ってくれました。私は、一番目の作品が気に入り、了承が得られたので、ポロシャツのバックプリントとお盆に配る団扇に使わせて頂きました。これがそうです。 最近、ロゴマークやデザインの盗用が話題になっていますが、彼の場合は、外でなく、自分の中に絵やデザインの構想があるので、まったくその心配はありません。まさに、誰も真似のできないデザインなのです。 しかし、それが、彼の遺作となってしまうとは思ってもみませんでした。平成26年1月3日、川西地区の御年始回りをしているとき、子供の頃の盛くんの面倒を見ていた隣の藤田賢司さんご夫妻から「盛くんが亡くなりました。」と知らされました。お正月になって年賀状が届いたり、直前までfacebookでのやりとりをしていたので、本当に驚きました。翌4日の茨城新聞の訃報欄で確認し、その時、担当していた茨城新聞の郷土紙批評に盛君のことを書かせて頂きました。最後に、その文章の一部を紹介させて頂きます。 「不自由な体で懸命に描いた彼の馬の絵は、力を与えてくれる。茨城県立こども福祉医療センターに飾られた雪の上にたたずむ親子の馬を描いた『寒くなんかないよね』という絵に勇気づけられた、という声が寄せられた。午年に旅立った彼の絵はこれからも多くの人に希望を与えてくれるであろう。」 ・・・  ありがとうございました。

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今回は、自主事業運営委員会の手作りのイベントですが、本当に心を打つ素晴らしい内容でした。
神長委員長はじめ、委員の皆様、ありがとうございました。

明日、9月6日(日)は、朝6時から早朝坐禅会。

そのあと、避難訓練。

午前中、法事2件、午後は、広域公園で開催される「丘の上のマルシェ」にでも出かけてみようかと思っています。

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神長貞行

ご住職様、当日は心に染みる温かいスピーチを、ありがとうございました。
持ち時間が少ないにも拘わらず、簡潔かつ見事に納めて頂き、恐縮至極でございます。
皆さんのご協力によって2年間の自主事業運営委員最後のイベントが無事に終演を迎えることが出来、ほっと胸を撫で下ろしております。

by 神長貞行 (2015-09-18 06:42) 

袋田の住職

神長貞行 さん 4分の原稿を準備したので、出入りを含めても5分以内だったと思います。
それにしても素晴らしいイベントになりましたね。
スタッフも出演者も自主事業運営委員とその関係者でしたが、演出もお見事でした。
次期の自主事業運営委員会が、動き出しました。27日のコンサートも楽しみにしています。

by 袋田の住職 (2015-09-19 17:54) 

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